
新しいお茶の楽しみ方
お茶を楽しみお茶を考える
1. 名産 うれしの茶 のPR

嬉野市の旅館へ展示
茶の葉 約4000本茶の木 約8本全長10.5m生花750本

アート作品「お茶の木」は
抜根されたお茶の木と枝葉を使用した作品です。
佐賀県嬉野市の名産である
嬉野茶そのものを使用することで
普段味わっているお茶としてではなく
視覚的な切り口で華やかな印象を与え
多くの人へのPRになるアート作品です。
2. 環境維持と地域資源の活用

抜根された大量のお茶の木
1年~3年に1回のペースで、1農家あたり約6000本が廃棄されている。
産業廃棄物として処分すると、
約120万円ものコストとなる。
古くから当たり前にあるお茶ですが、
お茶農家が年々経ているのも現状です。
「お茶の木」は
廃棄物として処分される抜根されたお茶の木と、
耕作放棄によって伸び続けたお茶の葉を
再利用することで問題を可視化し、
観る人により深くお茶の価値や現状について
考えていただく機会を
生み出すことができると思っています。
また、材料を採取する過程で
耕作放棄された茶畑を整地し、
景観や自然環境維持にも繋げています。

3. イベントや観光地での集客

花は観光地や宿泊施設との親和性が
高いと考えています。
花の癒しと華やかさで心地良い空間を演出し、
佐賀県や嬉野市の集客に繋げることができます。

「出典:農林水産省」

「出典:オリックスホテルマネジメント株式会社」
花と観光地の親和性
旅行の目的調査では「リフレッシュリトリート」が増加しており、続いて「温泉旅行」と、滞在先で安らぎやくつろぎを求めている人が増えている傾向にある。
また花や緑には「ストレス軽減の効果」「緊張を緩和する効果」があると検証されており、おもてなしを感じる要素でもある。
このことから花は観光地や宿泊施設との親和性が高いと考える。
4. お茶の価値の再認識
お茶の木をきっかけに生産背景を知ることで
日常にあるお茶の価値を再認識し、
お茶を淹れる時間・飲む時間を
豊かに感じてもらう事
最終的にはそれを茶業に還元することを
目指しています。
地域資源を土台にその問題を可視化し、
マネタイズする。
そして地域資源を考えるきっかけを作る。
お茶の木がこの循環の一つのモデルとして
示すことを目的としています。

松本 光
Flower Artist
佐賀県鹿島市出身
様々な装飾のご依頼に
対応する
多種多様なバリエーションの
技術を持ち味に、
日々の暮らしに
彩りを届けている。



